メンタルヘルス

鬱、そのとき。家庭環境

知人は結婚が流れましたが、幸運にも彼は未だ若いのでやり直しはきくと思います。それでも傷心したに違いありませんが。当時の彼女に支えて欲しかったというのは酷な望みだと思います。いつ治るのかも、再発するのかも分からない病気を抱えた男と結婚するには並大抵の愛情ではできないと思います。ましてや親に黙っているわけにもいかないでしょうし。

これが妻となると良くも悪くも状況は随分と変わります。私たち夫婦は価値観が大きく異なり喧嘩も絶えません。ですが、子どもがいるので、鬱になったので別れましょうとはなりませんが、支えてくれるというよりは対立しました。主治医を交えた三者関係の構図です。私は主治医の治療方針を手放しで支持しています。ですが妻は支持していません。彼女なりに勉強し、人から集めた情報を斟酌した結果として、あの主治医の言うことを聞いていても治らないと結論づけました。

こうなると通院先を変えるか妻と対立するかの二択になります。主治医を支持していたので妻と対立することになりました。それでも休養中はそれなりの配慮を感じましたが職場復帰すると職場の上司と同様、よくもそんなきついことを言えるもんだという発言は日常茶飯事です。家庭環境が悪いのは間違いなく回復を遅らせます。心休まる自分の居場所が無いわかですから日中も帰宅後もストレスに晒されている状態です。

息子が幼稚園の年少のときに私は発症しました。妻が最も心配したのは子どもへの影響でした。突然家でゴロゴロしているようになった父親を見て何か悪影響があるのではないかと妻は幼稚園の先生に相談していました。幼かった息子にどのような影響があったかはわかりません。ただ、素直で優しい、いい奴には育っています。病気よりも夫婦仲が悪い影響かもしれません。職場復帰した当時、息子が幼稚園の先生に「パパは癌だったんだけど寝てたら治った」と言っていたそうです。

息子のためにも早く治したい。でも簡単にはいかない病です。病人としての現実に適応することが大事だと思います。家庭も職場も。

妻は発症当初、色々と勉強してました。なかでも「連れが鬱になりまして」は参考になったと言っていました。家族が現実に適応するもの大事なことなんだと思います。ただ、病人扱いしてくれたのもつかの間で、「鬱は移るのよ」と苛立っていました。ストレスを感じていたようです。見た目で分からない病なので厄介です。