メンタルヘルス

鬱でも住宅ローンの借り換えは可能か。肝は団信!

前々回の「鬱、その時。人生設計の修正」にて住宅ローンの借換ができないという話を書きました。正確に言うと借入時にセットで加入する団体信用生命保険(団信)に加入できないため借換ができないということになります。保険会社によりますが、鬱の場合、完治後2~5年は加入できないと言われています。私のような治療中の場合は論外という話でした。

勉強不足でした。二つ方法がありました。金融機関によっては一般の団信の他にワイド団信なる保険が用意されています。症状にもよると思いますが、鬱でも加入できる可能性がある保険として用意されています。代わりに金利は0.3%上乗せされますが、現在の金利と比べて1%近く下がる人は検討の余地が多分にあると思います。

フラット35の場合、団信に加入しないという選択肢もあります。この場合は団信に加入した場合の金利より0.3%ほど金利は低くなります。しかし、団信に加入しないということは契約者が死亡した場合、家族に
債務だけ残るというわけで、私は生命保険に加入していないため家族で相談しましたが論外でした。ただ、鬱の発症前に手厚い生命保険に加入していたという方にとっては選択肢の一つになると思います。

因みに私は当時、当初固定10年プランを選択しました。というのも金利が低すぎると思うなら固定、高すぎると思うなら変動、という教科書通りの選択をしたまでですが、結構後悔しています。ここまで低金利が続くとは想像もできなかったので固定プランを選んだわけですが、仮に金利が上がったとしても以前のように3%だ、4%だということにはならないと判断して変動プランを選んだ知人たちがガンガン元金を減らしている姿を横目に見ながら、早計だったと。。。

人生の大事な時期に鬱になると色々と決して小さくは無い支障が出ます。職場復帰を果たし、以前のように働いていても通院している限りは病人です。キャリア形成もさることながら家を買うにしても一筋縄ではいきません。今が買い時と言われても買えないかもしれません。尤も、買い時は人それぞれだと思います。金利だけでは判断できません。教育費を考えれば子どもの年齢。介護を考えれば親の年齢。キャリアを考えれば自分の年齢。それよりなにより家との出会いが重要です。もし住宅ローンが組めずに家の購入を断念せざるをえなかったとしても気落ちする必要はありません。ただ、自分にとっては買い時ではなかったというだけのことです。