時計

【ジラールぺルゴ ヴィンテージ1945】 他人と被らない、大人のスクエア時計

スクエア時計の第二弾です。前回ジャガールクルトのレベルソを紹介しました。スクエア時計を一本と言う人にはレベルソは鉄板ですと紹介しましたが、実は私はジラールペルゴのヴィンテージ1945の方が好きです。レベルソが大人の遊び心があるのに対し、ヴィンテージ1945は徹底した作り込みで隙を感じさせません。これぞ本物だと思っています。有名ブランドでも数少ない完全自社生産のなせる業だと思います。

残念ながらジラールペルゴは世界的評価に比して日本での知名度は低いです。国内初の輸入時計と言われてもピンとこないかもしれませんが、課長島耕作が巻いていたと言えば多少親近感がわくでしょうか。知名度が低いのでコスパが悪いと感じてしまうかもしれませんが、世界的ステータスは高く、知名度の低さゆえなのか並行輸入品はかなりのお手頃価格なので実は非常に高いコスパだと思います。

スクエア時計の弱点の一つは時計の上と下が手首から浮いてしまう装着感の悪さだと思います。細長い形状になればやむをえないところですが、1945の装着感は完璧です。正方形に近い形状ということもありますが、ラグはもちろんのこと時計本体が手首にフィットするようにカーブを描いています。伴い文字盤も針もカーブを描いていおりもはや芸術品の域です。

革ベルトも根元は肉厚でまるでラグの延長のように一体感をなしています。シースルーバックから覗く小さなムーブメントに施された細かな装飾もさることながら、全てにおいて手が込んでいます。

1945シリーズは毎年ラインナップが増えているようで、これまでにどれだけのモデルが生産されてきたのか把握できません。知る限りどれもヴィンテージ感が溢れていて、きっとお気に入りの一本を見つけられると思います。モデルチェンジを繰り返しているということは種類は増え続けますがタマ数は限られるわけで、これと決めたときに手を打たないと新品で出会える可能性はぐっと低くなります。私は幸運にも二年前のモデルを新品で出会うことができましたが。

私が選んだ1945は9時位置に秒針、2時位置に日付窓。意外性のある配置が気に入っています。決してうるさい感じはせず、小さな文字盤のなかに綺麗に詰め込んでいるといった感じです。完成度の高いモデルだと思います。

ヴィンテージ1945は、少しばかり背伸びしたい大人の男性に巻いて欲しいモデルです。