時計

ジャーマニーミリターレ 魅惑のパネライ・オマージュウォッチ

腕時計の標準サイズはこの15年で2mmほどアップしました。腕時計をデカく厚くしたのはパネライだと思います。その人気を後押しするオマージュウォッチ自身も人気があるというのが本家の凄さだと思います。

以前紹介したマリーナミリターレはジャーマニーミリターレと名を変えて今もファンの期待に応えています。ネーミングは微妙な響きですが、手にしてみると文字盤のロゴは気になりません。むしろ気になるのは全体的な印象で、そういう意味でマリーナミリターレと遜色はありません。

が、ディテールは違います。マリーナミリターレのリューズプロテクターには刻まれていた「REG T.M.」の文字はありません。パネライの特許を表すこの文字がマリーナミリターレに刻まれていたこと自体が奇跡と言えると思いますが。そしてリューズロックも柔いです。グッと竜頭を押し込む感覚があありません。見た目は変わらないのですが、防水性能には差があると思います。

マリーナミリターレでは手巻きを選択しましたが、ジャーマニーミリターレでは自動巻きを選択しました。パネライの王道は手巻きなので、オマージュウォッチも手巻きだろうと一本目は考えたわけですが、リューズプロテクターのロックを外して竜頭を巻くのが意外に大変だったので、二本目は自動巻きにしたしだいです。因みにパネライのルミノールの竜頭は決して巻きづらくはありません。この価格で見かけだけではなく細かな仕上がりまで期待するのは酷な話だと思うので仕方ないです。

このモデルはパワーリザーブが付いています。ローターが回ってゼンマイを巻き上げると針が右に回っていきます。文字盤の飾りだろうと思っていたので嬉しい誤算です。1万5千円前後でこの機能は大したものだと思います。

文字盤は二重構造のサンドウィッチ文字盤ではありません。緑緑しいインデックスは夜光だと思いますがあまり強くないようです。パネライのように美しい光を放ちません。お手頃時計の夜光は緑緑しいものが多いですが、これが残念でなりません。私などは光らなくてもよいので白く盛られたインデックスが美しいと思います。こだわるところではないという人にはおススメのオマージュウォッチです。